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クレジットカードを沢山作るのはNG?失敗から分かったカードの仕組みや審査を徹底解説

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マイルを貯めるうえで最も大切なことはクレジットカードを使うことではなくクレジットカードを作ることです。

詳しくはこちらにマイルが毎年20万~30万マイル(ハワイに毎年7往復できるくらい)貯まる裏技として書いています


今回はマイルを貯めたいと思ってる方が気にするであろう
・クレジットカードを何枚も作って大丈夫なの?
・専業主夫(婦)・学生だけど作れるの?
・不正利用されたら怖い

というクレジットカードの疑問についてて、クレジットカードの仕組みやカード発行・審査について過去数百枚クレジットカードを発行した私の家族の成功と失敗をもとに話します。

まずクレジットカードをたくさん作って大丈夫かどうかはクレジットカードの仕組みを知れば答えが見てきます

 

クレジットカードの仕組み

私たちがクレジットカードを利用した場合、利用した月の翌月あるいは翌々月にカード会社から利用額の明細が来てあらかじめ登録した口座から引き落とされます。

つまりカードを利用することは一時的にカード会社からお金を借りている状態になります。

『お金を借りる』と聞くと利子をつけて返さなくちゃいけない気もしますが、実際は逆で利子を払うどころか使った金額に応じて0.5%~2%程度ポイントがもらえます。

お金を借りてるのにポイントがもらえるって不思議ですよね?

住宅ローンにしろ自動車ローンにしろお金を借りたら金利を払うのが当たり前なのにクレジットカードだけは金利がかからず逆に利用した分(借りた分)ポイントがもらえます。


なぜそんなことが出来るのか?


仕組みは簡単で、私たちが普段食事したり買い物するお店がクレジットカード決済を導入している場合、私たちがカードを使うたびにお店側はカード会社に利用額の4~7%程度手数料を払っています。

そしてカード会社はお店からもらった4~7%の手数料のうち0.5%~2%をカード利用者に渡します。

この0.5%~2%が私達がクレジットカード利用で貯めているポイントです。

これを見るとお店側が4~7%の手数料分損してるように見えますがそこはお店も商売なのであらかじめ商品価格に手数料を上乗せして販売します。

例えば本来は970円で売れば利益が出る商品を1000円で売ったとします。
約3%上乗せです。

カード会社に4~7%手数料払うのに3%価格を上乗せしただけでは足りませんよね?
でも考えてみてください。
3%上乗せした1000円の商品をクレジットカードで払う人もいれば現金で払う人もいます。

どの支払い方法でも金額は同じ1000円です。

購入者が1000円をクレジットカードで払った場合、お店はカード会社に40円~70円(4~7%)手数料を払いますが、購入者が現金で払う場合カードを使ってないので当然カード会社に手数料を払う必要はなく970円から1000円に上乗せした30円が直接お店の利益になります。

図にするとこんな感じ

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こうしてみるとクレジットカードが使えるお店でカードで払ってる人はもらえるポイント分価格の上乗せを相殺出来るけど現金で払ってる方は常に3%高いコストを払ってるのが分かります。

クレジットカードの仕組みが分かったら次はクレジットカードをたくさん作るのがダメかどうか考えます。

クレジットカードはたくさん作ったらダメ?

クレジットカードをたくさん作っても良いかどうかはカード会社の立場に立てば分かります。

先ほども書きましたがクレジットカードは利用してもらう度に手数料が発生しお店側からカード会社へ支払われます。
ということは自社のカードを気に入ってありとあらゆる場面で使ってもらえさえすれば半永久的に手数料が入り続けることになります。

その大前提としてカードを作ってもらわなくてはいけません。

まだクレジットカードを持ってない人はもちろんのこと、既に他社のカードを使ってる人にも様々な入会キャンペーンをやって積極的に自社に取り込みたいと考えます。

一度自社に取り込みカードを使うようになれば黙ってても手数料が毎回もらえるわけだから当然ですw

そう考えれば、既にカードを持ってる人でも新しいカードを作っても大丈夫なのが分かります。
既にカードを何枚も持っていても新しくカードを作ってくれるということは、カード会社にとって今後自社のカードをメインで使ってくれる可能性があるので大歓迎です。

これがクレジットカードをたくさん作っても大丈夫な理由です。

 

クレジットカードの審査

クレジットカード利用者は一時的にカード会社からお金を借りているという話しをしましたね。

カード会社としてはカードを作って利用してもらうのは大歓迎ですが、形式上お金を貸すということになるので本当にその人にカードを発行して良いかどうか、利用したあときちんと支払い出来るかどうか簡単な審査をします。

まず自己申告で年収や他社からの借入状況を入力します。そのあとカード会社がCIC情報を確認します。

CIC情報とはあなたがいつどのカードを発行して今月いくら使ったか、借り入れはいくらあるかなどの情報が記載されているものです。
カード会社に限らず住宅ローンや自動車ローンを組む時もお金を貸す側はCIC情報をチェックしています。

えっ!?そんな情報あるの!?と驚く方もいると思いますがありますよ。
申請すれば有料で自分の情報も見れますw
当たり前ですが他人の情報は見れません。

例えば2年前に楽天カードを作って先月ライフカードを作ったとします。
その情報は全てCIC情報に記載され新しくカードを発行する会社はあなたの過去のカード発行情報を見ます。

今月は楽天カードで1000円、ライフカードで3万円使ったとしたらその金額までCIC情報に書かれています(何に使ったかまでは分かりません)。


また支払いの遅れがあるかどうかも見れます。支払い遅れが多い人は当然カード会社も警戒するので新たな発行は難しくなります。

あるいは短期間で大量に発行するのもカード会社は嫌がります。

仮にあなたが今月既に4枚クレジットカードを作って5枚目を申し込んだとします。
申し込まれた会社は自分の会社が5枚目だと分かればどう思うでしょうか?

1ヶ月に5枚作るような人はお金に困ってカードをいっぱい作ってる人とも取れるし、入会キャンペーン狙いの人とも取れます。

カード会社もカードを作って欲しいのは山々ですがカードを作るにもお金がかかります。
もちろん費用はカード会社が負担しますが、年会費無料のカードで利益を出そうと思ったらカードをしっかり利用してもらってお店から手数料を取るしか回収方法がありません。

でも今月4枚も作ってる人が5枚目に作る自社のカードを継続的に使ってくれるか分からないですよね?

そこでカード発行を断る=審査に落ちることになります。

審査に落ちたことも他のカード会社は分かります。
1度審査に落ちるとその後半年間は審査落ちの履歴のようなものが残り他のカードを申し込んでも大概は審査落ちします。

カード会社からしたら他のカード会社が発行を断った人を自分の所で作ってもらうのは心配ですよね。なので1度審査に落ちたらその後半年は発行を控えた方が良いです(7月に落ちたら1月から再開)

これは感覚的な話しですが、月1枚年間10枚程度なら審査落ちすることはほとんどないと思います。普通の人からすれば作り過ぎだとは思いますが審査に影響ないのがこれくらいの発行ペースです。

もちろんマイルを貯め始めたばかりで今まであまりカードを作ってない人は最初の1・2ヶ月で連続2・3枚発行しても大丈夫ですが、その後は月1枚にした方が無難です。

審査の難易度

クレジットカードはカードの種類ごとに審査の難易度があります。

消費者金融系カード > 流通系カード > 信販系カード > 鉄道系・交通系カード > 銀行系カード > 外資系カード

消費者金融系が最も作りやすく、外資系が難しくなっています。

例えばイオンカードは流通系カードに属しており審査はかなり優しいです。
イオンは日用品や食料品のお店なのでメインターゲットが主夫(婦)です。
当然専業主夫(婦)で収入の無い方もいます。
そういった方にも積極的にイオンを利用してもらいたいのでイオンでお得になるイオンカードの審査は優しくなっています。

ちなみにANAマイルを貯めるのに必要不可欠なソラチカは鉄道・交通系カードになります。

それでは実際の経験を公表しながら難易度を見ていきましょう

 

専業主婦のカード発行

当時の母の状況
①無職の専業主婦
②60代
③クレジットカード発行歴無し
④携帯代は夫が払っている(携帯本体料金を割賦払いしてればCICに履歴が残ります)

CIC情報が全くない真っ白な状態(ホワイトと呼びます)。
しかも60歳過ぎて無職。カード会社からしたら情報が何もない=危険な人物と判断します。

なぜなら過去のカード情報が無いということは、何らかの理由で(自己破産など)カードが作れなかった人とも考えられます。
これだけクレジットカードが浸透した現代において60歳まで現金主義の人をカード会社は堅実な人・・・とは考えません。
むしろ、どこのカードも発行出来ないかもしれない危険な人物に映ります。

もちろん母は消費者金融からの借入は無く、住宅ローンもとっくに返し終わっているので借り入れは全くありません。


ただ何となくクレジットカードより現金の方が堅実だと思ってカードを作っていませんでした。

しかし、そういった背景はカード会社には分かりません。
カード会社にとっては60年間カード利用情報(クレジットヒストリー=クレヒス)が無い危険な人です。


そんな状況で難易度がやや難しいソラチカを申し込むのが心配で、母は人生初のクレジットカードとして審査が優しい楽天カード(流通系)を申し込みました。

結果は、無事審査が通りカードが発行されました。
こうして初めて母のCIC情報に楽天の名前が刻まれました。

無職でホワイトの60代が楽天カードを作れたということは、多くの方が作れるということです。
自分がカードを作れるか分からないと心配している方はまず楽天カードを作って下さい。

楽天カードを作った2ヶ月後、母はソラチカを作りました。
2ヶ月空けた理由は、楽天カードは利用した翌月27日に引き落としがあるからです。
引き落としがあってはじめてCICに引き落とし履歴が残ります。
それがクレジットヒストリー(クレヒス)と呼ばれ、その人の信用になっていきます。

以降、毎月1枚カードを作り続けていますが審査に落ちたことはありません。
作ったカードのどれか1枚でも定期的に使うことでCIC情報の利用履歴が増えていき、信用が積み重なります。

楽天カードを作って半年後にはセディナゴールドというゴールドカードも作れました。
無職(年金はあります)の専業主婦でもあるいは学生でもクレヒスがあればゴールドカードが作れます。

こうして母は楽天カードでクレヒスを作りソラチカを発行しましたが、ソラチカの審査に落ちた例もあります

 

大手勤務OLのカード発行

嫁の話しです
私は何年も前からポイントサイトでカード発行を繰り返していましたが、嫁は3年前からカード発行でマイルを貯め始めました。

当時の状況は
①上場企業に勤務
②30歳代前半
③クレジットカード発行歴無し
④携帯代は夫である私がが払っている

母と同じくCIC情報が全く無いホワイトです。

嫁も現金主義で住宅ローンも無く、消費者金融の借り入れもありません(あったら大変です笑)

しかし、いくらホワイトとはいえ上場企業勤務の30代。
そのため、心のどこかで大手勤務だからどのカードから作っても大丈夫だろう思い最初に作るカードに楽天カードの指定をしませんでした。

そこで最初に申し込んだカードはダイナースクラブカード。

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当時このカードはポイントを乱発しており、1枚作ると7万マイルもらえるという訳の分からないほどの大盤振る舞いでした。

嫁はダイナースを作った後でソラチカを作れば良いと考え最初のカードにダイナースを選びましたが結果は・・・

 

審査落ち

ダイナースカードというのは外資系の高難易度のカードです。
年収500万以上でなければ審査に通らない(言われているだけで明記はされてません)というカードだったのです。
それをホワイトの状態で申し込む。
年収条件も足りなかったのでそれも原因だと思いますが、最初に作るカードとしては外資系は無謀です。
カードには作る順番があるということです。

その後4ヶ月後に審査の優しいイオンカードを申し込みましたが結果は・・・

 

審査落ち

理由は4ヶ月前に申し込んだダイナースカードです。
CIC情報にはその人の情報をどのカード会社が見に来たか分かるようになっています。
当然嫁のCIC情報にも4ヶ月前ダイナースが見に来ました。


見に来た記録だけが残っており、ダイナースを利用した履歴はありません(審査落ちなので当然です)。
見に来てはいるが利用履歴が無いということは審査に落ちたということです。
イオンカードはそう判断し他社が審査に落とした人を自社で発行したくないと考え落としたと考えられます。

 

クレジットカードの審査に落ちたらどうすべきか

CIC情報は自分で消すことは出来ず、審査落ちの履歴も自分で消すことは出来ません。

カード会社が見に来た情報は申し込み月を含む6ヶ月後に自動で消えます。

7月に申し込んで落ちた場合、12月末に情報が消えて1月から申し込みが再開出来ます。

イオンカードに落ちた嫁はCIC情報が消える6ヶ月後、楽天カードを申し込み無事発行されました。

このことからカード発行が初めての方は
①楽天カードから作る
②2ヶ月後にソラチカを作る(楽天カード発行した月に少額で良いので使うこと)

この2つでクレヒスを作ってからソラチカを申し込むことをオススメします。

クレジットカードの不正利用

これはもう一言です。
カード会社が補償してくれるので安心して下さいw

おしまい

 

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